インタビュー

Interview

I.H

「自ら考える時間をくれた」
かつての上司の対応に感謝

I.H

金融システム部第2グループ 主任

2015年4月入社

現在の仕事内容を教えてください。

Q1

当社要員の現場リーダーを担っています。新機能の検討・設計からテスト、リリース後の対応・問い合わせの調査など幅広い業務を担当しています。育成も私の仕事の一つです。

当社では、経験を積んだ社員が分野別の担当者となり、新人の質問に答えていく手法を採っています。ただアベイルは肩書や立場関係なく「わかる人が教える」文化があります。現場も「困ったら質問してね」という雰囲気ですね。

仕事の醍醐味、楽しさは?

Q2

この仕事は「謎解き」のような達成感が得られる場面が多いです。例えば開発中のプログラムが思うように動かずその原因や解決策を考え対応していくのは、パズルを組み立てるようなもの。もちろん思うようにならないことも多々あります。ただ私の場合、順を追って粘り強く課題を解決していくことに「喜びを見出してしまった」とでもいいましょうか(笑)。入社して8年経ちましたが、今でもそこを楽しみながら仕事をしています。

当社は現場での評価がきっかけで、次の仕事を依頼されることも多いんです。自分たちの頑張りが評価され、信頼につながるのもやりがいの一つですね。

アベイルならではの働き方・働く環境の魅力とは?

Q3

まず、人間関係がフラットなところですね。これは、先輩・上司への質問しやすいなど社内の関係だけではありません。常駐先でも他社の方と垣根なく接しますし、「アベイルさんは、社内外問わず仲がいいよね」などと言われることもあります。

また、当社は各現場で多くの工程を担っています。コーディング・テストだけでなく設計の機会を得られたり、経験を積んだ上でチームや現場を任せてもらえたりと多様な活躍の場があります。会社の規模に比して携わる案件が大きいこともあり、キャリアや成長のロードマップは引きやすいです。
若手が挑戦しやすい環境でもありますね。例えうまくいかなくても「今度は気をつけていこう」といった前向きな言葉をかけてもらえるなど、技術だけでなく心理的なサポートも充分です。「多様な現場」と「面倒を見てくれる先輩社員・上司の存在」。それがアベイルの最大の魅力ですね。

IT分野の知識がなくこの業界に入ることは、難しいと思われますか?

Q4

自身の経験から言えば問題はないと思います。私は新卒で別のIT企業に入社しましたが、仕事は画面のレイアウトばかり。「ITといえばコーディングだろう」との思いで転職し、縁あってアベイルに入社しました。
現場で学びながら多少コードが書けるようになっても、先輩・上司の会話についていけず「向いてない?」なんて思うこともありました。ただ入社5年を過ぎた頃、エラーの原因を探ったり、プログラムを動かす方策を考えることに達成感を感じている自分にふと気づきました。

今でも覚えているのが入社1、2年目頃、上司に質問をしたところ「一回自分で考えてごらん」と言われ、じっくり考える時間をもらえたことです。当時は「考えてもわからないし、教えてくださいよ!」と思いつつ、自分なりに答えを出しまして…。でも間違っていて、その後説明を受けました。結果的にこの積み重ねが「自分で思考できること」につながったのですが、仕事に楽しさややりがいを感じられるきっかけにもなりました。
振り返ると、私は安易に質問していたんだなと。教える方が効率が良いのに、わざわざ考える時間を設けてくれた上司には感謝しかないですね。

今後の目標を教えてください。

Q5

私にとって上司の姿が指標です。やってもらったことを今度は自分がやる番だと思っています。
仕事の進め方もまだまだです。入社前に社長の宮下と同じ現場で働いていましたが、当時から知識量・判断力に圧倒されていました。でも、今、最も真似できないと感じるのは、仕事を任せる思い切りの良さです。自分が仕事を任せる立場になると、なおさら人に任せることは難しいとの思いを持ちます。

知識だけでなく、経験を積み精神面も成長していきたいですね。いつか私も、その人が理解できるように教えること、その人が良い方向に変わるための方法を伝えられるよう、様々な能力を磨いていければと思います。